ノイズリダクション

高ISO感度時のザラザラや画像の荒れを緩和させる

ISO感度を高く設定すると「ノイズ」と呼ばれる青、赤、緑のピクセルやザラザラした画像の荒れが発生します。ノイズリダクションではこのノイズを緩和させることができます。
RAW FILE CONVERTER EX 3.0 powered by SILKYPIXでは撮影時のISO感度に応じて最適なノイズリダクションが掛かるようになっていますが、画像編集で露出を明るくしたり、シャープネスを強めたりする事でノイズが増えてしまう場合もあります。その場合には画面を見ながら調整してください。

ノイズ調整の前に

ノイズ調整の前に、プレビュー画面をダブルクリックして100%表示にし、ノイズが出ている場所を探してください。プレビュー画面上で縮小が行われていると正確なノイズ調整を行うことができません。

100%表示

ノイズの種類を知る

偽色

偽色(色ノイズ/カラーノイズ)

高感度撮影時に見られる赤や青、緑のピクセルの事を偽色(ぎしょく)と呼びます。偽色は偽色抑制で緩和させることができます。

輝度ノイズ

輝度ノイズ

偽色抑制で色ノイズを除去すると粒状的なザラザラが残ります。これを輝度(きど)ノイズと呼びます。輝度ノイズはノイズ除去で緩和させることができます。

偽色を緩和する

作例: 偽色抑制

偽色が気になる部分を表示して赤青緑のピクセルが消える所まで偽色抑制を高くしていきます。

輝度ノイズを緩和する

作例: ノイズ除去

粒状感が気にならなくなるまでノイズ除去を高くしていきます。ノイズ除去は強くしていくと写真のディティールがぼやける副作用があるので、必要最低限で設定するのがポイントです。また、高ISO感度の雰囲気を残すためにあえて粒状感を残す設定(ノイズ除去弱め)に設定するのも良いでしょう。