JPEG調整ならSILKYPIX
SILKYPIX独自の技術
一般的にJPEGデータは8bit(256階調)の階調を持った画像データですが、SILKYPIXは独自開発の「SILKYPIX RAW Bridge」機能により16bit(65,536階調)へ自動で拡張し、RAWデータに近い状態にして調整することができます。これにより、トーンジャンプが発生しにくい高画質な画像への調整がおこなえます。特に、ホワイトバランスの調整では、より的確な色再現が可能です。
かんたん操作で写真調整を楽しもう
基本調整を一覧表示
露出(明るさ)やホワイトバランス(色合い)、トーン(明暗のメリハリ)などの基本調整を一覧表示した「クイック」モードを新搭載しました。初めから表示されている基本調整のスライダーを左右に動かすだけでなので、誰でもかんたんに写真調整が始められます。
イメージを実現する多彩な機能
基本調整以外にも、指定した範囲の彩度や明るさを調整することが可能な部分補正機能や、特定の色ごとに調整が可能なファインカラーコントローラ、複数の写真を合成して全く違うイメージの写真にしたり、不要物を消すことが可能な修整ブラシツールなど、皆様のイメージに近づけることのできる多彩な調整機能を搭載しています。
様々なイメージの写真に一発変換
SILKYPIX JPEG Photography 12には66種類の調整プリセット「テイスト」を搭載しており、「風景」や「ポートレート」など項目を選択するだけで、かんたんにイメージに近い写真が出来上がります。また、テイスト適用後に微調整をおこない画づくりの完成度を高めることも、自分で調整したパラメータをプリセットとして保存することも可能です。
新たな編集機能
柔らかい印象に仕上げるトーン調整『ソフト』
光源やハイライト部分にぼかし効果をかけることで柔らかい印象の写真を実現します。
霞がかかった写真がもっとクリアに
従来の「かすみ除去」をかけた際の暗くなる副作用を抑えて、より霞の強い部分に効果を適用するように改良しました。
『わかりやすさ』を追求した新しい操作画面
初めて写真編集ソフトに触れる方でもわかりやすいように、操作画面のボタン配置を使用するジャンルごとに整理しました。そのほかにも、すぐに調整をはじめられるように使用頻度の高い基本調整機能を一覧で並べた『クイック』モードの搭載など、様々な操作画面の向上をおこないました。
ボタン配置の整理
ツール系のボタンやセレクト、画像表示切替など目的ごとに配置を整理し、わかりやすくなりました。
- 画像の読み込み、書き出しなど
- ツール系の補正機能など
- 画像のセレクトなど
- 画像の表示切替など
すぐに基本調整をはじめられる『クイック』の搭載
使用頻度の高い基本機能の機能名とスライダーを初期表示することで、「わかりやすく」「素早く」基本調整がおこなえます。
シンプルでわかりやすくなった『詳細』調整項目
SILKYPIXに搭載されている豊富な機能を「アイコン+機能名」で一覧にまとめました。調整したい機能が簡単に見つけられ、すぐに調整に移ることができます。
カスタマイズも自由自在
自由度の高い画面カスタマイズにより、ご自身のワークフローにあった編集画面を実現できます。
機能名と機能説明を表示
ツールチップで説明がわかりやすく表示されるため、効果内容が理解できます。(不要であれば非表示も可能)
項目ごとの初期化がワンクリック
調整項目内の調整値をワンクリックで初期化できます。
選択『セクション』の視認性アップ
セクションボタンに色付けすることで、選択セクションの視認性が向上しました。
新たな対応ファイル
iPhone撮影写真HEIF※に対応
iPhoneのカメラで撮影すると、"HEIC"という拡張子のデータが生成されます。これは高効率画像形式(HEIF)の拡張子で、SILKYPIX 12シリーズではこのHEIFを調整できるようになりました。※ 8bit HEIFに限定されます。Windowsに拡張機能がインストールされている必要があります。
機能一覧
(機能の一部です)
露出(明るさ)調整
- 露出補正
- 自動露出補正
- HDR
- 覆い焼き・焼き込み
- ハイライト・シャドー
ホワイトバランス(色合い)調整
- テイスト選択
- オートホワイトバランス
- グレーバランスツール
- 肌色指定ツール
- ホワイトバランス微調整
- Auto領域指定ツール
彩度(鮮やかさ)調整
- テイスト選択
- 彩度
- プロファイルと色表現の個別設定
トーン(明暗のメリハリ)調整
- テイスト選択
- コントラスト
- ガンマ
- 黒レベル
- 白レベル
- 明瞭度
- かすみ除去new
- ソフトnew
- トーンカーブ調整
- Lトーンカーブ調整
- 自動レベル補正
シャープ調整
- ナチュラルシャープ
- ノーマルシャープ
- ピュアディテール
- アンシャープマスク
ノイズリダクション
- ファインディティール
- 偽色抑制
- フリンジ除去
- ノイズ整列
- ノイズ除去
- 暗部ノイズ除去強度
レンズ収差補正
- シェーディング(周辺光量)補正
- ディストーション(歪み)補正
- 倍率色収差補正
画像補正ツール
- 画像回転
- デジタルシフト
- パース歪み補正
- 回転ツール
- トリミング
- スポッティングツール(ゴミ取り)
- 修整ブラシ
- 赤目補正
部分補正ツール
- 円形補正フィルタ
- 段階補正フィルタ
- ブラシでの範囲指定
- 曲線/多角形領域選択
- 補正色域の選択
- 補正領域の反転
- 明瞭度
- シャープ
- 補正領域へのぼかし効果
画像コントローラ
- ファインカラーコントローラ(基本)
- ファインカラーコントローラ(詳細)
- ハイライトコントローラ(明部の階調表現)
- モノクロコントローラ
- マリンコントローラ
合成
- 多重露光
- 多重露光(夜景)
- 多重露光(動体)
- 比較明
- 動体除去
- ストロボモーション
- 被写界深度合成
- 超解像
効果
- 美肌処理
- ノイズ付加
- 周辺ぼかし・シャープ
- 線形ぼかし
- オリジナルテイスト(全66種類)
- ユーザーテイストの登録・編集
警告表示
- ハイライト警告
- シャドー警告
- 色域外警告
- プリンタープルーフ表示
- フォーカス領域表示
その他
- セクション切替(セレクト/調整/印刷)
- 自動調整ボタン
- 「クイック」「詳細」モードの搭載new
- 初期化ボタンの独立配置
- サムネイル内検索
- 外部アプリケーションとの連携
- ネガフィルム反転ツール
- メディアからの取り込み・振り分け
- フィルタによるサムネイルの絞り込み
- 現像出力時の推定サイズ表示機能
- iPhoneで撮影したHEIFに対応new
動作環境
Windows
- Microsoft® Windows® 11 / 10(64bit推奨)
※ Microsoft® Windows® 10のタブレットモードには対応しておりません。
※ 32bit版のOSには対応しておりません。 - Intel® Core™ 2 Duo 以上 または AMD Athlon™ 64 X2 以上のプロセッサー
- DirectX 10以上に対応したグラフィックボード
- 4GB以上のRAM(8GB以上推奨)
- 10GB以上の空き容量のあるハードディスク
- 1,024 × 768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ